なまあらし 草野博紀 少年愛小説
優一は立花の付けているディオールのコロンの香りが大好きだった。山型の薄い上唇と、ふっくらとした下唇。「ちなが許可してくれるまで、私からはしないから、安心していいよ」。公彦の腕の中で公彦に支えられていなければ、ソファーの上から転げ落ちてしまっているに違いない。「―――春樹…ごめん。春樹の気持ちも考えないで…俺…。本当にごめん!」。だがリアリーは、まだ若いが堂々とした態度で頷いた。七重も勇一郎に優しく見つめられるだけで、ドキドキと心臓が疾走を始めた。
カードキーで中に入ると、聖は感心しながらそう言った。「君がいてくれるだけで、わたしは嬉しい」。その言葉にようやく真琴は我に返り、バッと鹿島の腕から離れた。「ほら、月を見てみな。すっごい綺麗だろ?」。
「あわないな」。「バカな…。これは契約結婚だぞ!」。
「えっしっえっ……」。
華鳥の家を出て、急に逞しさを増したような胸に組み敷かれたまま、香織は消え入りそうな声で確かめる。その理由が分からない。吉原の『華泉楼』へ戻り、車を降りて店の中へ入ってきた滝川と基を、若い衆や下働きの女、その場にいた花魁、禿たちが出迎える。地王は、海王宮に蘭とともに行くと決めた時から、海王は海王宮にいる地王の姿を見た時から、二人の考えは決まっていたのである。「いやー、やっぱ顔がかわいいと、怒鳴ってもかわいいな」。陸は怒りを通り越して呆れてしまう。
ボーイズラブ小説作品紹介
鎌倉南署の刑事・大門京介と、美貌の刀鍛冶・当麻博雪はある事件をきっかけに結ばれ、今は愛を深める日々を送っていた。しかし中年男性が刺殺される事件が発生、京介は捜査で多忙になる。そして、博雪は謎の美少女につきまとわれることに……。苛立つ京介をよそに、事件は次の被害者を出してしまう……。なんとその現場には、博雪の守り刀が落ちていて――!?古都鎌倉シリーズ、第二弾。
タイトル:古都の紫陽花
著 者 名:剛しいら
レーベル:アズ・ノベルズ
発 行 元:ごじらん堂本舗
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草野博紀の最新関連情報
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